神戸史学会『歴史と神戸』

 

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2016/02/06

『歴史と神戸』314号を発行しました

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55巻1号 314号 歴史と神戸

特集・中世?戦国期のひょうご新研究

三木落城後の大量殺戮説への考察…………………岩本 晃一(1)

黒田官兵衛幽閉の地を考える………………………浅岡 俊夫(15

一遍聖の淡路遊行と兵庫津での入寂………………大江 恒雄(26

《わが神職累代の記(12)》父のこと〈7〉

余生、それとも新生…………………………………上村 武男(41

地域史卒論報告会のお知らせ……………………………………(14

神戸・阪神歴史講座 第14

尼崎が生んだ前衛画家・白髪一雄………………………………(56

兵庫区歴史講座

兵庫城の歴史を紐解く……………………………………………(56

会計報告……………………………………………………………(57

財政難により組版をボランティアで

校正や図版などに関するお願い…………………………………(55

「歴史と神戸」の原稿を募集……………………………………(49

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 新聞地域版を読む(50)  新入会員紹介(14)  表紙の言葉(56

表紙・藤田年男

 

巻頭言

 落合重信記念賞に選ばせていただいた武田信一さんに賞を贈呈するために、木南弘代表を含めた委員五人が一月二十四日、淡路にわたった。

鹿児島・奄美大島に一一五年ぶりに雪が降る寒さの中だったが、集まった人たちの温かさに寒気は吹き飛び、心の底からの温かみを目いっぱいに詰め込んで帰った。

 武田さんは淡路地方史研究会会長を三十四年も続けている。集まった人たちと話して、それは多くの人に慕われているからこそ交代劇がなかったと改めて思った。

 歴史のある会だけれど、若手会員の「もっと交流しましょう」、小学校教員の「学んで子どもたちに故郷の歴史を伝えたい」という発言がまぶしかった。

 やっぱり人と交わるのはいい。力をもらえる。一人ではないことを実感できるから。また一歩前に進む原動力になった。

 

編集後記 三木城をめぐる豊臣秀吉と別所長治の戦い。兵糧攻めにあった長治は自らの命と引き替えに城兵を救ったというのが通説。それに疑問を呈し、大量虐殺があったとしたのが小林基伸大手前教授。その新説の問題点を指摘し、虐殺はなかったとしたのが、岩本さんの論文。論争が起きれば三木城への関心も高まる。

▼浅岡さんの黒田勘兵衞が有岡城で幽閉されていた場所を推測した論考、一遍の淡路での布教を紹介した大江さんの論考も興味深い内容だ。

▼落合重信さんと旧知で長らく発行担当をしてきた大村さんが、健康がすぐれず退任することになった。昭和五十五年に事務所に詰めるようになって三十五年。本当に長期間ありがとうございました。代わってホームページ担当の高田祐一君、新聞記事のダイジェスト担当の有吉康徳君が新たに委員に加わった。それでも人手は足りない。協力いただける方は編集部・大国までご連絡ください。 (大国)

 


最新号はうみねこ堂書林http://www.portnet.ne.jp/~uminekodo/置いております。

15:23 | 刊行物