神戸史学会『歴史と神戸』

 

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2015/12/25

『歴史と神戸』313号を発行しました

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巻頭言

「歴史と神戸」の編集は、手弁当でやっているけれど、会員数の減少で赤字続き。過去の蓄えでなんとかしのいでいる。台所の苦しさを、耳にされた評論家の内橋克人さんが、小誌の先行きを心配され、八月の神戸空襲を記録する会の講演では「講演料で雑誌をまとめ買いしてあげて」と言っていただいた。そんなわけで八月号はいつもより多く印刷したけれどもう在庫なし。近年ではまれに見る売れ行きだった。十二月号の校正でお電話したときも「雑誌は続けられそうですか」と過分なお言葉を頂戴した。権力に対する厳しい視線とは裏腹に、弱い人々への温かな目線。そんな内橋さんらしいお言葉と受け止めた。「戦後七十年はあっても戦後八十年はあるのか」。あまりに重く、そして切迫感のある言葉。今から十年を生きるものにとって共通する宿題。内橋さんの一言一句をかみ締める。

 
54巻6号(通巻313号) 特集・戦後70年 未来へ伝える 平成27年12月1日


―三島宿「言成地蔵尊由来」― 

  播磨四国八十八ケ所札所の成立について                 桂  義一

  長州藩と「兵庫御備場」(その?)                              竹村 勝昌

  〔連載企画〕兵庫の戦後モダニズム建築 第15

      西脇市民会館                                                   笠原 一人

≪わが神職累代の記(10)≫父のこと〈5〉

 悲劇前夜―ふたりの子の親、新社務所、そして戦局悪化

                                      上村 武男

 第3回落合重信記念賞に武田信一さん

124日に贈呈式と記念講演会

 [新聞地域版を読む][新入会員紹介][投稿規程]

      表紙・藤田年男

 編集後記 

 今回は戦後七十年特集の最終回。神戸新聞客員論説委員で、いつも鋭い切れ味の論評を続けている内橋克人さんの講演抄録を柱に、いずれも尼崎地域研究史料館のメンバーの空襲の記録で構成した。大盛況だった講演をもう一度活字で確認してもらえたら。内橋さんの講演の抄録と筆者とのやりとりやその他の原稿の筆者紹介は、尼崎市立地域研究史料館の辻川敦館長に全面的にお世話になった。偶然だが上村さんの連載も「戦中日記」になった。

▼今年三回も戦後七十年特集を組んだために、投稿いただいた原稿の掲載がやや滞った方もいる。申し訳ないが、採算を考えると、増ページができない。ご理解のほどを。

▼落合重信記念賞に淡路で歴史研究と地名研究、そして地方史研究会に半世紀にわたって関わられた武田信一さんにお贈りすることになった。来年一月二十四日に洲本市で贈呈式と記念シンポジウムを開催する。奮って参加を(大国)


最新号はうみねこ堂書林
http://www.portnet.ne.jp/~uminekodo/置いております。
 



17:00 | 刊行物